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西校舎3階から本館を望む |
昭和39(1964)年10月10日、第1回東京オリンピックの開会式が行われました。
この年は、東海道新幹線や東京モノレールが開業し、国立代々木競技場や武道館が完成した年でもあります。
そして、この年の4月20日に本校の本館(教室棟)が完成しました。
当時の新聞部が制作した「松高新聞」には次のように記されています。
「・・・昨年二月の不慮の火災により、旧本校舎その他を消失してしまい、我々生徒も一時は呆然としたのであるが、幸い、地域社会、父兄、先輩、学校の努力により、幾多の困難をのりこえて、素晴らしい近代的な新校舎の建設を見るに至った事は我々生徒の心より感謝しているところであります。」
本館は、それから60年、改修を経ながら、数多くの本校生徒や教職員らとともに学び舎として歩んできました。